記念碑文の仕掛け
2016.05.19
オバマ大統領の広島訪問の意味について色々と議論がありますが、この碑文とその前で犠牲者の冥福を祈る大統領の姿を映すだけで十分な気がします。なぜ被害者の日本人が「過ちは繰返しませぬから」と書くのか今まで謎でしたが、もしかすると作者はアメリカ大統領がここに立つ事を想像して書いたのではないかと思います。

アメリカ大統領がその前に立って碑文を読むと、大統領の心の中にこの言葉が顕れるわけです。過ちを認め二度とこんな事はしないという反省の決意の言葉が大統領の心の中に流れるのです。この碑文はいつとも知れない将来アメリカ大統領に原爆投下を反省させるための仕掛けだったのかも知れません。もしそうだとしたら作者の想像力は凄いな。

憲法は誰が作った?
2016.05.02
今日は憲法記念日、発布日でなく施行日を記念日にしたのはGHQが明治天皇の誕生日である天長節を記念日にする事を阻止しようとした為という事は昨年11月に書いた通りです。先日あるテレビ番組の街頭インタビューで憲法とは何か?と尋ねたところ、殆どの人がまともに答えられていませんでした。私も大差有りませんが私なりの理解をここに書きます。

憲法は簡単に言えば法律を作るときに従うルールと言えると思います。法律を作るのは国の権力者なので、権力者が勝手に法律を作れないよう縛るものと言えます。しかし、なんでもできるはずの権力者が縛られると言うのは矛盾するようで腑に落ちない。権力者ではない誰かが権力者を縛るために憲法を作ったのではないかと思います。昔権力を持っていたのは王様でした。王様の平民に対する横暴はよくある話ですが人間が国を作って以来数千年その関係は続いてきました。ところが200年ほど前に憲法が生まれて権力者を縛るようになりました。王様が憲法など望むはずも無く平民がお上に楯突いても得は有りません。では誰がそんなものを作ったか?単なる平民ではなくて且つ王様の横暴の被害を受けたくない人たちによって発明されたと考えると合点が行きます。

紀元前からユダヤ人は迫害を受けてきました。独自の宗教や文化を貫き他と融合しない彼らは特定の居住区に押し込められました。イスラム教もキリスト教も金利を取る銀行業を卑しいと教えていましたが、ユダヤ教は金利を取る事を禁じていなかったのでユダヤ人は生き延びる為に銀行業を営みました。そして各国の王様は戦争の資金をユダヤ人から借りるようになります。借金を返せない王様が借金を棒引きにするためユダヤ人の虐殺が時々発生しました。それはポグロムと呼ばれユダヤ人の多いヨーロッパでは時折発生していました。そんな王様を戒めるために革命が起こされ王様は処刑されました。そして革命の後に権力を握った者が再びユダヤ人に横暴を働かないように発明されたのが憲法なのです。話をかなり端折っているので荒唐無稽に思えるかも知れませんが、これが色々と調べた結果私が辿り着いた結論です。

ルーズベルト大統領はユダヤ人で、彼のブレーンでニューディール政策を推し進めたニューディーラーと呼ばれる人たちもユダヤ人でした。戦後日本で占領政策を担ったGHQの主要メンバーにもニューディーラーがいました。そのユダヤ人が第一次大戦後にドイツを縛るために作ったワイマール憲法を基に日本国憲法が作られました。私は日本国憲法の内容をよく知りませんが、マッカーサーから2週間で作れと言われたGHQのスタッフはワイマール憲法をほぼ丸写ししたという説もあります。明治政府はジャーディンマセソン商会やHSBCなどユダヤ資本の支援で新政府を建てヨーロッパの憲法を真似した。そして今度は直接ユダヤ人がやって来て憲法を作って帰っていった。日本人は真面目なのでいまだにその憲法を大事に掲げている。ちゃんと守っているかは別ですが・・・

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