伊勢志摩サミットは危ないかも?
2016.04.16
以前から1400年代の明応地震と1700年代の元禄と宝永地震では東日本で大地震が起きてから数年後に西日本でさらに大きな地震が起きていたので、東日本大震災から数年後に東南海で大きな地震が起きるのでは?と思っていました。今回の熊本の地震は中央構造線の西端で起きています。もしかすると中央構造線沿いの他の何処かで大きな地震が起きるのではないかと心配しています。例えば明応や宝永の時と同じく、近いうちに紀伊半島沖でM8.0以上の地震が起きて東海、南海、九州に大津波が来るのではないか?伊勢志摩辺りが地盤沈下するのではないか?もしかしてサミットの最中に起きたりして?

参考までに平安時代以降のM8.0以上の地震をリストアップしてみました。沢山のビルや高速道路が倒壊した阪神大震災のマグニチュードは7.3と低く、今回の熊本地震と一緒で直下型で震源の浅い地震は揺れが大きく地上の被害が大きい事を表しています。

平安時代
869年 貞観地震(M8.3)東北 *311と同じレベルの津波
887年 仁和地震(M8.5)近畿、東海、東南海 *京都、摂津で死者多数、八ヶ岳崩壊

1096年 永長地震(M8.5)東海、東南海 *東大寺の鐘落下、伊勢、駿河で津波
1099年 康和地震(M8.5)南海 *土佐で地盤沈下田畑海没

鎌倉時代
1495年 明応地震1 (?)関東 *鎌倉大仏殿崩壊
1498年 明応地震2(M8.4)東海、東南海 *伊勢、駿河で津波、浜名湖が海と繋がる

江戸時代
1605年 慶長地震(M8.0)関東、東海、南海 *関東から九州まで津波、紀伊、阿波、土佐、八丈島で甚大な被害
1611年 慶長三陸地震(M8.1)東北 *伊達領で大津波、死者5,000人

1703年 元禄地震(M8.2)関東 *関東南部に津波、死者6,700人、潰家流家28,000軒
1707年 宝永地震(M8.6)東海、東南海 *関東から九州まで津波、富士山噴火、死者2万人以上、倒潰流出家屋8万軒

1854年
 12月23日 安政東海地震(M8.4)*房総から四国に津波
 12月24日 安政南海地震(M8.4)*紀伊、土佐で津波、串本で津波11m、大阪湾で川逆流、余震9年間で2,979回
 *35時間の間にM8.4の地震が二回発生

明治時代
1896年 明治三陸地震(M8.5) *三陸に津波、死者2万人

大正時代
1923年 関東大震災(M7.9) *関東地方南部で震度6、死者14万人

昭和
1933年 昭和三陸地震(M8.1) *大津波、死者3,000人
1946年 南海地震(M8.0) *房総から九州に津波
1952年 十勝沖地震(M8.2) *北海道から東北に津波
1958年 択捉沖地震(M8.1) *太平洋岸に津波
1963年 択捉沖地震(M8.1) *択捉島から宮城まで津波

平成
1994年 北海道東方沖地震(M8.2)
*1995年 阪神大震災(M7.3) *兵庫県南部で震度7、ビル高速道路倒壊、死者6,000人
2003年 十勝沖地震(M8.0)
2011年 東日本大震災(M8.4) *北海道から関東にかけて大津波、死者19,000人
2015年 小笠原諸島西方沖地震(M8.1)

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