究極の選択?
2014.10.25
最近のエボラ出血熱の流行で効果が期待されて試されている富士フィルム子会社のアビガン錠と米国Mapp社のZMapp、アビガン錠は条件付きながら既に日本国内で製造販売が承認されているが、ZMappは米国でも未承認。ZMappは抗体でヒトの免疫機能でウィルスをやっつけるが、アビガン錠はウイルスの遺伝子複製を阻害して増殖を食い止めるらしい。都合良くウイルスの遺伝子複製だけ阻害出来るものなのだろうか?と思ったらやはり催奇形性の副作用があり、それが条件付き承認となった理由の一つのようだ。催奇形性の副作用と言えば昔サリドマイドの問題があった。あれは妊婦が服用した場合のみだが、アビガン錠は男性も服用後7日間避妊が必要。もし服用したら自分の体内で健康な細胞の遺伝子複製が阻害されると思うとゾッとする。しかし、感染して10日前後で発症、発症から3日前後で死亡、しかも体中の穴という穴から出血するとなれば、誰でもアビガン錠を飲むよな。
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